苦手な人との接し方にお悩みではありませんか?
会社などの組織に属して働いていると、苦手な人がいてもどうしても長時間一緒に過ごさなくてはいけなかったり
子育てをしていると、地域や学校という場に属して社会生活を営んでいるため、子供が小さいうちはどうしてもママ友との助け合いが必要だったりと
完全にプライベートだけなら、好きな人とだけ付き合っていれば良いのですが、100%そういうわけにもいきませんね。
人の根源的欲求の中には、社会や共同体に属したいという欲求もあるため、社会性も満たしたいと思うのは自然なことです。
自分と合わない人、苦手な人、嫌いな人がいて当然ですが、それが生活の中で大きなストレスになり心が疲れてしまったり、
行動や仕事、やりたいことなど自己実現の妨げになっている場合、なんとかしたいと思っている方は多いかもしれません。
苦手な人への意識は変えられる
量子場観察術講座では、人への苦手意識を解消したり、過去の出来事のトラウマを解消する方法も学ぶことができます。
先日観察術講座を受けていただいた方からご質問をいただきました。
Q.トラウマ消去についてお聞きしたいのですが、これは出来事だけでなく、許せない人物を直接イメージしてもよいのでしょうか?
→A.過去の嫌だった出来事だけでなく、特定の人物を直接イメージしても良いです。
例えば、自分にとって「苦手な人」を直接対象にして「トラウマ解消」をしたり、嫌だった出来事に対して、意識をフラットにすることもできます。
私も最初の頃は、そんな様々な解消したいことに向き合っていましたが、今ではこの何年もの間、嫌いな人とか苦手な人ってほぼいないんです。
(人間ですから!嫌いな人がいても全然良いとは思っていますが)
今では、トラウマ解消の仕方は知っていますが、ほぼ「トラウマ解消」をする機会すらありません。1年に1回とか2回とか??
しかも何を解消したかすら忘れてしまっているくらいです。
さらにワンランク上の自己実現を目指したい方に
先ほどのご質問は具体的な技術の使い方についてのご質問でしたが、今日は心の揺らぎを整えたいとか、メンタルの軸を整えたいといった個人的な内面の葛藤の段階を超えて
さらにワンランク上を目指したいという方のために、もっと進んだ話をしてみたいと思います。
ビジネスでの自己実現やもっとクリエイティブな生き方を考えられている段階の方にとってお役に立てるのではないかと思います。
自己実現への5段階
ビジネス、マーケティング、あるいは心理について学ばれたことがある方は「マズローの五段階欲求説」について、1度でも聞いたことがあるかもしれません。
マズロー五段階欲求説とは
マズローの五段階欲求説とは、人の欲求は階層構造になっていて、下位に位置する原始的な欲求が満たされて初めて、次の段階の高次元な欲求を満たせるようになるという心理構造についての考えです。
下の図のように示されます。
ビジネスなどの自己実現欲求というのは、この五段階では上の方の階層に属します。
最初は身近なことや、苦手な人に対するブロック解消に気を取られていた私ですが、自然体の自分になっていくにつれて、起業を考えるようになり、実際に自分でビジネスを始めるようになりました。
ビジネスに取り組んでいると、「今すること」に向き合うこともさることながら、目標やビジョンについて考えるようになります。
過去とかトラウマではなく、未来に目を向け、ビジョンを設定した上で、「今」できることに取り組んでいく過程で、だんだんと過去は関係なくなってきました。
つまり、目標やビジョンを持つことで苦手な人に意識を向けなくなるのです。
苦手な人ではなく、関わりたい人のことを意識するようになります。
苦手な人との関係を解消することは、自己実現の過程、あるいは手段の1つかもしれませんが「人生の目的」「やりたいことそのもの」ではないのです。
ですから、今苦手な人のことで悩んでいて、頭がいっぱいだとしたら、それはあなたがやりたいこととは無関係かもしれないということです。
やりたいことに目を向けたら、そんなことは(と言っては無神経かもしれませんが)どうでも良いことかもしれません。
過去から未来へと意識をシフト
私はビジネスで自己実現したい方へは、過去へのブロック解消よりも未来設定に力を入れています。
自らを伸ばし高めることで、過去を癒し不満を超えられるのです。
そうすることで、気がついたら嫌いな人、苦手な人がいないステージにいて(正確には目に入らないということかもしれません)
やりたいことがいっぱいで、何か問題が起こったとしても自分自身で人生を切り開いていけるクリエイティブな人生になるものです。
例えば、先ほどのご質問への答えのように、職場の苦手な人へのブロック解消をすることも自己実現につながる一歩なのですが、そもそも本来の仕事の目的がありますよね。
人間関係はとても大事なことですが、そのために仕事をすることが本来の目的ではなく、その先の目的があるはずです。
そこで、特定の人を対象にしてブロックを解消する段階の次のステージとして
「人間関係を円滑に快適に仕事をしている自分」「仕事で会社やお客様に貢献できていて成果を上げている自分、やりがいや喜びを感じている自分」などありたいビジョンを未来設定することで、
苦手な人というのはあくまで、その全体的なビジョンの一部になります。
ですから本来望んでいること、包括的なビジョンを設定することが自己実現したい方におすすめなのです。
未来のビジョン設定の仕方は観察術講座で身につけることができます。
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